都会育ちの主人公が、山以外には何も無い田舎へ強制的に送り出されます。そこで林業の仕事をすることになるのですが…。
この話には続編があります。「神去なあなあ夜話」です。こちらも読みました。
番外編ではなく続編という感じになります。
「神去なあなあ日常」「神去なあなあ夜話」の順番通りに読むことをオススメします。
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私自身が山に囲まれた田舎で生まれ育ったせいか、この物語が好きです。
林業の仕事や山での暮らしを頭の中で思い描きながら読みました。
物語に引き込まれて、癒されました。
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林業のような自然を相手にした仕事の大切さ。その難しさ。
そして山での暮らし。
自然は時として驚異をもたらしますので、それに対抗するためにも、人とのつながりをより密に持たなければなりません。
近隣の人との距離が近くなりますよね。
プライバシーがなくなると言いますか。笑
これは田舎あるあるかもしれません。
物語の中の主人公も、それを煩わしく思うときもあったり、それに助けられることもあったり…と翻弄されていましたよ。
読みやすいのでサクサク読めました!