朱野帰子「真壁家の相続」
祖父が亡くなり、法学部の学生である主人公が、親族から相続の手続きを任される事になります。しかし、祖父が一人暮らしをしているはずの実家には、謎の男が居候しており、一家の相続問題に色々と口を挟んでくるのですが…
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話のテンポが良くスムーズに読み終わりました。
相続問題は誰にでもいつかは訪れる気がします。
本の中にも出てきましたが、金額の問題ではないそうです。汗
子どもの頃は一緒に暮らしていた兄弟姉妹でも、結婚したり独立したりして、各々の新たな家族があるわけで、考え方や価値観も違うものになっていますよね。
すんなり丸く収まる方が難しいのでは…?と思いました。