ふじもとみさと「ひみつのきもちぎんこう」
主人公のゆうたは、いつも周りの友達に良くないことばかりしてしまう。そんなゆうたの元に「きもち銀行」から手紙が届いた。いじわるや自分勝手なことをしたり、自分の気持ちと違うことをしてしまったら黒いコインが。自分の気持ち通りに行動したり、よいことをしたら銀色のコインが「きもち通帳」に貯まっていくのだと説明を受け、段々と自分の気持ちや行動を考えるようになっていく、ゆうただが…。
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過去に読書感想文の課題図書として選ばれていた本です。
わが家の子ども達の読書感想文用の本を探しているときに出会いました。
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小学校低学年にオススメの本です。
物語はとても短く、漢字もほとんどありません。
(小4娘、小6息子は30分程度で読み終わりました。)
おもしろい設定なので読んでいて楽しいです。
短い物語の中でも、うそでしょ!?という展開になったり、主人公のゆうたの心が成長していく過程がよくわかります。
小学校1,2年生のお子さんでも内容が理解しやすいので、読書感想文も書きやすい本だと思いました。
私としては(親目線では?)、読書感想文なんか関係なく読んで欲しいと思える本でした。
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自分の本当の気持ちに気付くことも大切。
自分の行動をふりかえってみることも大切。