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【子育て日記】息子の低身長の治療①

現在中学2年生の息子は、小学5年生の4月から低身長の治療をしています。きっかけは小学校の保健室の先生から低身長を指摘されたことです。

私も夫も平均より身長が低く、親族も身長が高い人があまりいない様な感じだったので、遺伝の可能性が高いと思っていました。乳幼児の頃にも保健センターの健診の時などに、息子の身長のことを相談したことがあるのですが、遺伝の可能性が高いといつも言われていました。しかし、同じ学年の平均的な子ども達と比べて息子が2回りくらい小さいことはいつも気がかりでした。

色々と調べ「10歳前後は低身長の治療を始める最後のチャンスである」という事がわかりました。思春期に入ってしまうと低身長の治療をしても効果があまり現れないようなのです。時期的に迷っている猶予は無いと思いました。

検査をして成長ホルモンが分泌されていなかった場合には、保険適用で低身長の治療を受けることができます。(低身長の治療はかなり高額で、自費治療はわが家には無理です。)検査だけでも受けてみようという事になり、4年生と5年生の間の春休みに検査をすることになりました。

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成長ホルモン分泌刺激検査という検査を受けました。かなり時間がかかる検査で、とても大変でした。入院して検査をする病院もありますが、わが家が検査した病院では日帰りで数日間行いました。

この検査は1回2~3時間かかり、点滴の様に針を刺して管を繋いでおき、薬を投与し、30分おきくらいに数回採血します。採血の回数や時間は検査に使用する薬によって違ってきますが、長時間静かにしていなければなりません。本当に大変すぎて、息子は もう二度とやりたくないと言っていました。息子は検査当時10歳だったので、検査中にマンガを読んだり勉強をしたりしてやり過ごすことができましたが、年齢が小さいお子さんはもっと大変だったと思います。(実際に、付き添いした娘(2歳下)が飽きて嫌になってしまっていた…。)

検査の結果、成長ホルモンの数値は、ほとんど0に近い数値でした。分泌があるものも平均の7分の1と言われました。ビックリしました!!成長ホルモンが出ていないことがはっきり分かったので、大変だったけど検査を受けてみて良かったです。そして、正式に”成長ホルモン分泌不全性低身長”と診断され、保険適用で低身長の治療を受けられることになったのです。