塩沼亮潤「人生でいちばん大切な三つのことば」
他の国では当たり前にできているのに、現代の日本では失われてきている人としてのマナー。人間として向上するためのヒントを「ありがとう」「すみません」「はい」という3つの言葉をキーワードにして書かれています。
***
塩沼亮潤さんは住職をしています。お坊さんです。
FOOTx BRAINというサッカー番組に出演しているのを見て、塩沼亮潤さんを知りました。(夫が見ていた番組です。)
大峯千日回峰行という修行を成し遂げた方で、その修行の歴史1300年の中で成功者として2人目という、ものすごい経歴を持つ方です。
それ以外にも、世界に名を残すような僧侶を目指して、次々と難しい修行をしています。
***
わかりやすい言葉で書かれているので、すんなりと内容が入ってきました。
お坊さんでなくとも"人生は毎日が修行"というのはわかる気がします。
特別な何かをするわけではなく、自分自身の日常こそが修行だということです。
嫌なこと嫌な人、生きていれば必ず出会うものだそうです。
そういったマイナスなものに自分の気持ちを振り回されず、ありきたりな普通の毎日に感謝し、今を懸命に生きる。
仏教や宗教は関係なく、私自身もその様に、穏やかに暮らしていきたいな…と思いました。
毎日の暮らしを大切にしたいと思います。
***
この本は、なんだか私にはとても合っていて、手元に置きたい本になりました。