白河三兎「ふたえ」
高校2年生。もうすぐ修学旅行。クラスの中で地味で目立たない"ぼっち"達が、班編成で1つの班に集められます。その中には自分のことを「俺」と呼ぶ破天荒な転校生もいます。(転校生は女子です。)
修学旅行当日、転校生が思いもよらない行動に出て…。
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破天荒な転校生の言動に影響され、同じ班になった"ぼっち"達が、みんなそれぞれに成長していきます。
読んでいて「?」と思ったところがあったのですが、作者の意図でした。
物語の構成が入り組んでいます。
何度かページを戻って確認したり、読み返したりしました。汗
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誰に対しても平等。
誰に対しても中立。
変なレッテルが貼られていても、先入観を持たずにあるがままを見てくれる。
その上で、悪いところはけなし、良いところは褒める…その時々で正当な評価を下す。
それができる人は素敵な人です。
ぼっちとか関係ないですよ!