主人公の明青は、生まれつき指の無い手をしています。そのため、劣等感を抱えています。そんな明青のもとに、手紙が届くのです。”幸”という、どこの誰ともわからない女性から…
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カフーというのは沖縄の方言で「いい報せ」「幸せ」という意味だそうです。
電話もメールもできる、インターネットもつながっている時代なのに、わざわざ自分宛てに手紙を送ってきた「幸」を信じ、主人公は待ち続けます。
諦めかけたころ、幸は現れます。
幸は何者なんだろう。
主人公の気持ちは報われるの…?
気になって夢中で読みました。
読んだ後、あたたかい気持ちになれました。