柚木麻子「本屋さんのダイアナ」
母子家庭で、親によって髪も金髪に染められたダイアナ(大穴と書いてダイアナと読む)と、上品な家庭で、お嬢様育ちの彩子。二人は小学生の時に本を介して仲良くなり、大親友になります。正反対の家庭環境にお互いに憧れながらも、途中仲たがいをしていまい、それぞれの道を歩んでいきます。成長していく少女二人の物語です。
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途中、お酒を飲ませて性的暴行をするシーンがありますので、苦手な方は要注意です。
物語に引き込まれて、夢中で読めました。
かわいらしい話だと思い込んで読んでいたので、上記のシーンでは胸が苦しくなりました…
最後は前向きに終わったので良かったです。
自分を解放して自由にしてあげられるのは、自分しかいない。
改めて思いました。
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本の中に出てくる児童書を読んでみたくなりました。