朝倉かすみ「タイム屋文庫」
主人公の柊子は、不倫を辞め、仕事を辞め、亡くなった祖母ツボミが住んでいた北海道の小樽の古い家で、貸本屋を開業することにしました。しかも品揃えはタイムトラベル関係のみ。それは、初恋の彼が好きだったものだから。たった一人の人を待つために始めた貸本屋なのです。
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タイム屋文庫に来た客は、うたた寝をし、夢を見ることがあります。それは、未来の自分の夢なのです。
自分ならどんな夢が見られるのでしょうか?見てみたいです。
穏やかな内容です。
ただただ時間が流れていくような。
ふんわりしている感じです。
好みが分かれる物語だと思いました。