小川糸「つるかめ助産院」
最愛の夫が姿を消し、主人公のまりあは一人で南の島を訪れます。そこで助産院の鶴田亀子と出会い、予想外の妊娠を告げられます…
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主人公は辛い過去を背負っています。
問題の大きさは様々でも、思い出したくない過去の思い出は誰にでもあると思います。過去の経験が邪魔してしまい、うまく心を開けなかったり、他人に心を開くのが慎重になってしまう…(まさに自分がそういうタイプです。)
だけど、みんなそれぞれ何かを背負って生きているんですよね。
本を読んで改めて思いました。
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南の島の雰囲気を感じながら読めました。