大日本絵画 しかけ絵本「ピーターラビット ピーターのおでかけ」
作者:ビアトリクス・ポター 翻訳:かがわ けいこ 製作:フレデリック・ウォーン
ピーターが朝起きると、畑からはキャベツのいいにおいがしていました。畑はマグレガーさんのものです。どうしてもキャベツを食べたかったピーターは、マグレガーさんに手紙を書き、すぐにポストに出しました。でも、手紙は相手に着くのが遅いと気づき、ピーターは自分でマグレガーさんに会ってキャベツを食べてもいいか聞くことにしたのですが…
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仕掛けは、大人でも楽しくなってしまうほど素晴らしく、繊細に作られています。
仕掛けだけではなく、物語自体もしっかりとしていて、文字数的には、ひらがなが読めるようになる年中・年長頃から小学校低学年向けだと思います。
(漢字は出てきません。ひらがなとカタカナのみで、カタカナにはふりがながついています。)
写真では分かりませんが、絵本の厚さは、図鑑と同じくらいあります。
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注意点として…この絵本は、対象年齢3歳以上ですが、仕掛けがとても繊細なので、大切に仕掛けを動かしたり、遊んだりできるようになってから、お子さんに渡した方が良いと思います。
せっかくのしかけが壊れてしまったら悲しいですよね。
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ピーターラビット好きの方にプレゼントとしておすすめです。
(わが家の場合は、私の母から、うさぎ好きの娘へのプレゼントでした。)
最後にはちゃんと、マグレガーさんから、ピーター宛てにお返事の手紙が来るんですよ!
そういうところが本当に素敵です!