著:トーベ・ヤンソン、訳:下村隆一「ムーミン谷の彗星(新版)」
ある日、ムーミントロール達が住んでいる谷で、大事件が発覚しました。あと数日で、地球に彗星がぶつかって、地球がなくなってしまうというのです。ムーミントロールと友達のスニフは、彗星について調べるために、天文台へと行くことにしました…
***
この本は、娘(小2)のために購入してみました。
本に出てくる漢字は、小学生までで習う漢字で、少しむずかしいものには、ふりがなが付いています。
(小4息子はスラスラ読め、小2娘はたまに読めない漢字が出てくる…といった感じです。)
白黒ですが、挿絵もたくさん入っています。
(絵本ではないので、挿絵は白黒がベストだと、個人的には考えています。絵も日本のキャラクターの様にキラキラしていません。そんなところも好きです。)
ムーミン谷シリーズは、人気があるためか、様々な本が存在しています。今回は一番新しい新版シリーズにしました。
決め手となった理由は3つあります。
①現代的な表現や言い回しに翻訳され直したこと。
②すべての挿絵が、クリアなものに差し替えられたこと。
③表紙のイラストが、フィンランドの新版と共通のデザインになっており、色使いがとても素敵だったこと。
特に①は、子ども達が読むため重要でした。
文章や言い回しが難しくてわかりずらいと読むのが嫌になってしまうからです。
(個人的には③も重要でした。笑 自分が美しいと思うものが良いですので!)
***
娘が気に入って読んでくれるかどうか分からなかったので、中古で購入しました。
いつもインターネットのブックオフで購入しているのですが、手元に届くまで実物を見ることはできません。
どんな本が届くか分からないので、ちょっとドキドキしていましたが、わが家には、初回限定のポストカードまで付いている、とても状態の良い本が届きました。
(表紙のデザインがポストカードになっています。)
ポストカードだけ手元に残して本を売ることもできたと思うのですが、そんなことをせず、本も付属品も全てきれいな状態で売りに出してくれる、本を丁寧に扱ってくれるような方から引き継いだ本なんだな…と思うと、大切にしようという気持ちになりました。
大切に読みます。
娘も気に入って読んでいましたし、息子も興味を示し読み始めたので、このシリーズを買い足していこうと思います。
***
後日、2冊目を買い足しました。「たのしいムーミン一家」です。
残念ですが、娘がなかなか手に取らないんです。
読んではいるのですが、読み進むのがかなり遅いです。そしてすぐに読むのを辞める…。内容が娘の好みではないのかもしれません。
今のところ、ムーミンシリーズの買い足しは、これで最後にする予定です。
(内容が娘の好みで、文字数もそこそこあって、楽しく読める本が、早く見つかると良いのですが。汗)