原田マハ「たゆたえども沈まず」
19世紀末のパリ。浮世絵を売りさばく日本人と売れない画家ゴッホ。そして兄ゴッホを支える弟。
今までの芸術ではなく、自分だけの表現、新しい芸術のために奮闘します。
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この物語は、史実を元に書かれたフィクションです。
それなのに、本当にそうであったのではないかと思わせるような物語です。
19世紀末にパリで浮世絵が流行っていたことや、ゴッホに弟がいたことを私はこの本で知りました。
原田マハの美術に関する小説、好きです。
実際に美術館に行って絵を見たくなりますね。
物語の世界に入り込め、夢中で読めました。
読みごたえがありますよ。
