ロン・クラーク「みんなのための ルールブック」
ロン・クラークさんはアメリカの小学校の先生です。この本には、クラーク先生が担任するクラスでいつも教えている50個のルールが紹介されています。子ども達がお互いに思いやりを持って楽しく学校で勉強できるように、また、大人になってからも、毎日を大切にして充実した人生を送れるようにとの願いを込めて作られた50個のルールです。
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子ども向けに書かれた本なので、とても分かりやすいです。「あたりまえだけど、とても大切なこと」と副題にあるように、学校や社会で生活していく上でのルールや礼儀作法が書かれています。
例えば、「勝っても自慢しない、負けても怒ったりしない」「口をふさいで、せきやくしゃみをしよう」「だれであれ、仲間はずれにしない」「人の名前をしっかり覚えよう」「横はいりをしてはいけない」などです。
子どもに向けた内容なので、学校でのルールが多いですが、学校で気持ちよく過ごすためには大切なことばかりです。
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子育てするにあたって、ルールやマナー、道徳的なことは子ども達に教えてきているつもりではあるのですが、大切なことを全部伝えきれている自信はないので、この本に補ってもらっています。(たま~にですが、娘はなぜか音読しています。笑)
ちなみにわが家には、私が決めた5つの約束があります。主に学校での友達との関りについての約束です。わが家の5つの約束は、①悪口を言わない、②仲間外れにしない、③ふざけて危ないことをしない、④人の物にさわらない、⑤(問題が起きたら)すぐに言ってすぐに解決。です!