ある日、パリにある小さなオークションハウスに、錆びついた一丁のリボルバーが持ち込まれます。血を吸ったかのような赤錆に覆われた、ただならぬリボルバーの真相を求めて、主人公の冴はゴッホとゴーギャンの軌跡を追い求めることとなるのです。
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カバーにはゴッホのひまわり。
カバーを外すとゴーギャンのひまわり。
なんて素敵な!
読みやすいのでサクサク読めました。
物語は、推理していくような感じで進められていきます。
最後には真実が明かされますが、本当にそうだったら良いなぁ…と思えるものでした。
読み終えた後、とてもさわやかな気持ちになりました。
読んで良かったです。