本田有明「願いがかなう ふしぎな日記」
光平が部屋の片付けをしていたら、昨年死んでしまったおばあちゃんからもらった、日記帳を見つけます。おばあちゃんが「望みはこれに書いておくといいよ。きっとかなうから」と言って、光平にくれた日記帳。光平はなんとなく日記帳に願い事を書いてみたのですが…。
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この本は息子(小5)の読書感想文のために購入しました。
小学校高学年向きの少し長めの物語です。
挿絵はありません。
行間が程よく、子どもでも読みやすいです。
(わが家の子ども達が通う小学校は、読書感想文の本が自由です。
全国共通の課題図書でも、それ以外の本でもOKです。)
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この本の存在を知って、どうしても息子に読んでほしかった私。
夏休みの宿題で読書感想文があるので、「読書感想文を書くのに書きやすいから」と言って渡しました。
そうしないと、息子は自分の好きなジャンルの本しか読まないからです。汗
(息子の好きなジャンルは動物系。
しかも最近は図鑑や鳥の写真集を好んで眺めています。
私としては、活字を読んで欲しいです!)
「願いがかなうふしぎな日記」は魔法が出てくるような物語ではないです。
現実的なお話です。
願いがかなうためにはどうしたら良いのか…
この物語を読むと理解できると思います。
自分の願いを叶えることができるのは自分しかいないんだということ。
願いを叶えるためには行動しなければならないということ。
物語は本当に素敵な内容です。
読んだ後さわやかな気持ちになれました。
教科書に載ってもおかしくないような物語だと思いました。
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息子は読んでみてどう思ったのでしょうか。
気になります。
(息子が書いた読書感想文を勝手に盗み見てしまおうかな?
そういうのを嫌がるお年頃です…。)