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【子育て日記】体育が苦手な中学生の息子

もうすぐこどもの日なので、今回はわが家の息子のことについて書きます。

わが家の息子は身長が低く、小5の4月から低身長の治療をしています。毎日寝る前に成長ホルモンの注射を打っています。

周りより2回りほど体が小さな息子は、小学生の時から、体育 特に球技が苦手でした。というか、下手で弱い。本人なりに精一杯頑張っても周りに簡単に負けてしまうのです。
このことも地元の公立中学校ではなく、私立の中学校へ行くことの1つの要因になっています。(1番の要因は本人が求める勉強や周りの友人の学習レベルではあります。)

中学生になってからも、私は密かに心配していました。息子が体育ができないことで周りから、からかわれるのではないか…と。どんなに偏差値が高い学校でも、いじめは起こる可能性があるからです。
中1の4月の終わりくらい、学校の授業が本格的に始まった頃、息子に体育のことについて聞いたんです。体育はできているの?下手過ぎてからかわれたり悪口言われたりしてない?息子の答えはこうでした。

体育はちゃんとできてる。○○くんが見本をみせてくれたり、△△くんがアドバイスをくれたりするし。体育楽しいよ。


嬉しかったです。今まで息子を育ててきましたが、体育が楽しいなんていう言葉、初めて聞きました!これだけで、私立の中学校に行かせて良かったんだと思えました。(第1希望ではなく、第2希望の学校だったため、親としては多少の迷いがあったのです。)

今後ずっと体育が楽しいと思い続けるかどうかは分かりませんが…。体育が苦手な息子に言い続けている言葉があります。


あなたは体育が下手だけど、自分なりに頑張ってやれば大丈夫。言わないだけで、他にも体育が苦手だったり、下手でやりたくないと思ってる人が居るかもしれない。でも、あなたが下手でも頑張ってやってたら「あんなに下手なのに頑張ってる」って勇気を与えられるし、「俺の方が○○(息子)よりはできそう」って思って参加する人が増える!だから下手でも良いから堂々とやって!

 

懸命な息子の姿が、誰かの励みになったり人助けになっていることを伝えたかったんですよね。実際に体育が嫌で見学する人もいるようなので。今のところ息子は体育皆勤賞。良いことです。

必死に頑張っている人には文句は言えないですね。

(部活やクラブチームなどの公式試合とかは、結果が求められてしまうかな…。息子には無縁ですが。あくまでも体育の授業の中での話です。授業は必修ですから。)

体育が下手でも、あたたかく受け入れてくれる周りの友人・クラスメイト・同学年の仲間達に 本当に感謝しています。